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Channel: 杉並区議会議員 小林ゆみブログ
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第一回定例議会⑥

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皆様、お疲れ様です。

1日に何度も失礼致します。

ここでは、本日10日木曜日に質問した内容についてご説明致します。
動画については区議会ホームページにアップされますが、本日の分は恐らく来週の月曜日にアップされると思います。
以下、質問項目です。

1.科学教育
2.図書館の閲覧スペース


1.
現在、アメリカをはじめとする世界の様々な国々の教育現場で、「STEM教育」に力を入れる傾向が見られます。
「STEM教育」とは、science, technology, engineering, mathematicsの頭文字を取り、それらに重点を置いた教育のことです。

平たく言えば理系科目のことなのですが、2020年には日本のウェブビジネスの市場規模が2010年に比べて4.5倍に拡大し、ウェブ系企業の雇用者数も今よりも150万人ほど増加すると見込まれているため、STEM教育は今後更に重要性を増していくでしょう。

「子供たちが大人になる頃、その65%はまだ存在していない職業に就く」
というデューク大学の研究員の発言が波紋を呼んでから、もう5年が経ちます。
これからの時代、STEM教育の分野でいかに多くのリーダーを育成するかが、国の発展に深く関係してくるのです。

ここ杉並区は、科学教育に力を入れていることで有名ですが、先月「すぎなみサイエンスフェスタ」の記念すべき第一回が、セシオンすぎなみにて開催されました。
地下一階から三階までの全フロアが科学の体験・学習の場となっており、大変興味深く見させて頂きました。

中でも私の興味を引いたのは、「宇宙エレベーター実演」というコーナーです。
宇宙エレベーターとは、プログラミングによってタスクを事前に繋ぎ合わせ、地上から宇宙まで人や物を運ぶもので、将来実現すれば、今よりも大幅に少ないコストで、訓練なしで誰でも宇宙に行けるようになるんだとか。夢がある!

こういった、未来への夢が広がるような施策は大賛成です。
サイエンスフェスタでは、中学生の皆さんがタブレット端末を操り、宇宙エレベーターの模型を動かしていました。
プログラミングは、一度やり方を覚えたらアプリで簡単にできるそうです。

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様々なものを動かすために必要なプログラミングを学ぶことは、単に知識だけでなく、能動的に問題を解決する能力を養います。
受動的に知識を浴びるのではなく、自分で思考し、解決していく力が、未来を生きる者には必要です。
杉並区はプログラミング教育に対して肯定的な姿勢を持っているため、今後の発展が楽しみです。


2.
先月、図書館で自習することの是非が産経新聞によって報道され、ちょっとした論争になりました。
実際、それぞれの図書館によって、自習しても良いかどうかは分かれています。
杉並区内の図書館はどうなのかしら…と思い、質問を致しました。
杉並区は夏休みなど、利用が増える期間に会議室などを解放し、閲覧室としているそうです。
これからも、区民の皆様の要望に柔軟に対応していって欲しいと思います。


それでは皆様、本日も1日お疲れ様でした!


小林ゆみ

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