皆様、こんにちは。
小林ゆみです。
本日二度目のブログは、イギリスEU離脱に見る、選挙のあり方について。
先日のイギリスのEU離脱を決めた国民投票の結果によって、世界経済に激震が走り、日本経済、特に輸出業も大打撃を受けました。
円高が再来し、伊勢志摩サミットにおいての安倍総理の予言通りになりましたね。
イギリス国民の皆様も、移民大量流入による財政難、就職難、治安悪化などの現状に、我慢を重ねてきたのでしょう。
EU離脱は、イギリス人の主権回復に繋がるため良い面もありますが…、
個人的な意見としては、こんなに世界中を揺るがす重要な事項を国民投票で決めることに、少々疑問を抱いております。
何でもかんでも民主主義が良いかと言えば、そうではないはずです。
そもそも、長い歴史の中で夥しい数の戦があった結果、今のヨーロッパの国々に分かれているため、それがまた一つの共同体になろうというのも無理な話ではないでしょうか。
それは置いておいて、選挙に関して私が思うことは、日本でも世界でも、一票の重みを皆軽んじているのではないかということです。
イギリスでは、今回の国民投票のやり直しを求める署名運動が盛り上がっているようですね。
また、
Regrexit(regret、後悔+exit、離脱)
や、
Bregret(Britain、英国+regret)
という造語が出来ているとのこと。
軽いノリで投票してしまったが、やり直したい…。
今更、離脱した後のデメリットを調べ出して震え上がった…。
呆れてしまいますね。
ただでさえこうなのに、仮にやり直しなんてことをしたら、イギリスは何をやっているんだ?と更に世界中にバカにされるに違いありません。
投票後に後悔するなどということが起こらないように、選挙広報をしっかり読み、誰に投票すべきか見極め、大切な投票権を行使してくださいね。
小林ゆみ